ただの肩こりされど肩こり！そのままにしておくと...

肩こりは、多くの人が経験する体の不調の一つです。長時間のデスクワークやスマートフォンの使用、重い荷物を持つことなどが原因で肩に違和感や痛みを感じることがあります。しかし、肩こりは単なる「疲れ」や「一時的な不調」として放っておくと実はさまざまな問題を引き起こす可能性があります。今回は肩こりを放っておいた場合にどんなことが起こるのかを紹介します。

1. 慢性的な痛みに進行

肩こりを放置しておくと、最初は軽い違和感だったものが次第に強い痛みへと変わります。最初のうちは休息を取れば楽になることもありますが、長期間放置すると筋肉が硬直し血行が悪くなるため、痛みが続いたり、日常生活に支障をきたすことがあります。この状態が続くと肩こりは「慢性化」し日常的な痛みや不快感を感じるようになります。

3. 頭痛やめまいの原因に

肩こりが進行すると肩の筋肉だけでなく首の筋肉にも影響を与えることがあります。首周りの筋肉が硬直すると血行が悪くなり、脳への血流が不足することがあります。このため、頭痛やめまいを引き起こすことがあるのです。特に肩こりと一緒に頭痛を感じる場合は、放置しておくと症状が悪化する可能性があるため早めの対処が必要です。

4. 手や腕のしびれや痛み

肩こりが長期間続くと、肩や首だけでなく腕や手にまで影響が広がることがあります。筋肉が硬直し神経が圧迫されることで手や腕にしびれや痛みを感じることがあるのです。この状態を放っておくと、神経にさらなる負担をかけてしまいさらにしびれがひどくなったり最悪の場合手先の感覚が鈍くなることもあります。

5. 精神的なストレスの増加

肩こりが慢性化すると、日々の生活で常に痛みを感じることになり心身にストレスを与えます。痛みが続くことで、集中力が低下し仕事や家事に対するモチベーションが下がったり、イライラしやすくなったりします。これがさらにストレスとなり肩こりの悪化を招く悪循環に陥ることもあります。

まとめ

肩こりは、軽視するとさまざまな体の不調を引き起こす原因になります。慢性的な痛み姿勢の悪化、頭痛や手のしびれ、精神的なストレスなど放置しておくと悪循環に陥ることがあります。肩こりを感じたら、早めに対処し適切なケアを受けることが大切です。軽い症状のうちに改善すれば、健康な体を維持しやすくなりますので無理をせず定期的に体をケアすることを心がけましょう。